シラバス参照




科目名 農学概論 
科目名(英文) Introduction to Agriculture 
学部 農学部 
学科 農業生産学科 
配当年次 1年 
クラス  
単位数
履修区分 必修科目 
学期 前期 
授業担当者

久保 康之

石川 幸男

井上 亮

奥本 裕

小野 雅之

小保方 潤一

川崎 通夫

喜多 大三

北川 太一

黒川 通典

田中 樹

寺林 敏

豊原 治彦

吉井 英文

和田 大

ディプロマポリシー(DP) DP3◎ 
科目ナンバリング OAC1001a0 



授業概要・
目的
自然を改変しながら生物資源を活かし、人類の衣食住を支えてきた「農学」は、人間の諸活動を支える根幹的な学問である。「農学」には持続可能で豊かな人間社会と地球環境の創出を目指して、課題を見出し対応するミッションがある。「農学」は生命を支える食料の科学であり、生命科学とも位置付けられる。さらには、「農学」は生産、加工、流通の6次産業に食栄養を加えた24次産業的視点で捉えることができる。農と食をとりまく環境は大きく変化し、「農学」における食栄養科学・健康科学の重要性も認識されている。本講義はこうした問題意識からテーマを設定し、オムニバス形式の講義により、受講者が「農学」とは何かを理解するとともに、「農学」のミッションに対応する「使命感」、「農学」的視点がもたらす「俯瞰力」、「実践力」に関心をもち、主体的に課題を意識することができることを目的とする。 
到達目標
① 「農学」が関わる領域について、関心をもつことができる。
② 「農学」が関わる領域の課題を理解し、主体的に捉えることができる。
③ 「農学」が関わる領域を学び、専門分野で何を学ぶかという動機や問題意識をもつことができる。 
授業方法と
留意点
15回を担当教員のリレー講義にて行う。各回に課題が出されるので、期限内に提出すること。評価は各回の評価の積算とする。 
科目学習の
効果(資格)
摂南大学農学部の学びの基本となり、「農学」の全体像を理解するための基礎となる科目 
授業計画
回数 授業テーマ 内容・方法 等 事前・事後学習課題
1 農学を大学で学ぶとは  「農学」は、自然を改変しながら生物資源を活かし、人間の諸活動を支える根幹的な学問である。持続可能で豊かな人間社会と地球環境の創出を目指して、私たちは何を学び、何をすべきか、「農学」の世界観を俯瞰し、学修する。(担当:久保 康之)  事前:シラバスの理解
事後:レポートの提出 
2 農学と社会  「農学」は、安全な食料生産と食料の安定供給、自然環境の保全、食を取り巻く多様化・複雑化する社会への対応、新しい作物生産の場とその生産技術の開発など、社会からの求めに応え、解決する使命を担っている。「農学」が社会とのかかわりの中で、いかなる研究が社会に貢献してきたか、と同時に「農学」の発展と可能性について学修する。(担当:寺林 敏)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
3 農業生産技術の進歩  農業生産技術の進歩は、人口増加、自然環境変動、および、社会変化に伴う農業生産課題を解決していく上で重要な要素である。フィールド栽培、施設園芸、植物工場、および、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を活用したスマート農業などに関する農業生産技術の進展について学修する。(担当:川崎 通夫)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
4 国際農業と開発援助  世界の農業の多様性を踏まえ、発展途上国における農業開発と、それに対する援助のあり方を学修する。(担当:田中 樹)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
5 農業とケミカルエコロジー  すべての生物は、同種または他種の他個体と相互作用を及ぼしあいながら生きており、この相互作用の仲介役として化学物質が大きな働きをしている。植物-昆虫、昆虫-昆虫間の相互作用における化学物質の働きについて、その害虫管理への応用を含めて概説する。(担当:石川 幸男)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
6 作物改良のための情報科学  現代の農業は近代育種が改良してきた品種を基盤に成立している。近年のゲノム解読技術と画像解析技術の急速な発展は、育種のおけるDNA情報解析と高速フェノタイピングの利用を強く後押ししている。育種の現場で利用が進められているゲノム情報と圃場データ処理を利用する情報科学について概説する。(担当:奥本 裕)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
7 ゲノムと農学・生命科学  生物の設計図を読みたい、というのは生物学者の長年の夢だったが、ゲノムの解読技術の飛躍的な発展によって、それは現実のものとなりつつある。ゲノム科学の急速な発展が、農学・生命科学や私たちの生活にどのような影響を与えつつあるのかを概説する。(担当:小保方 潤一)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
8 動物生命科学の新展開  動物を対象とした研究は、農学においては産業動物の生産性向上のため、食品、医療においてはヒトの健康維持・増進、疾病予防・治療のために行われる。これらの動物を対象とした研究には遵守すべきルールや法令が存在する。これら動物を対象とした研究に関する現状を学修する。(担当:井上 亮)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
9 地球環境と海洋科学  水産業は一次産業の中でも特に天然依存性が高いことから、資源維持のために健全な海洋環境の保全が必須である。最新の増養殖技術の活用も含め、地球環境の保全と海洋科学の進展について学修する。(担当:豊原 治彦)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
10 食品科学と農業  農林漁業者(1次産業)が生産する農水産物の元々持っている価値をさらに高め農林水産業を活性化させるためには、食品加工(2次産業)は必須の技術である。最新の食品加工にかかわる食品科学技術の進展について学修する。(担当:吉井 英文)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
11 食文化と多様性  日本の食文化は大きな変革期にきており、食生活の大部分を外食産業に依存する家庭が急増している。本来、日本の伝統的食文化である「お茶」の歴史、伝統および特質について学修する。(担当:喜多 大三)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
12 微生物と食品  東洋、西洋を問わず、食品製造に微生物を利用することは長く行われてきた。農産物の2次加工としての微生物利用について概説する。(担当:和田 大)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
13 食栄養科学と健康  現代の栄養事情は欠乏と過剰の二極化といわれている。社会の仕組みが複雑になっている今、社会のあらゆる側面を視野に入れながら、人間栄養学の観点から健康問題を考える。(担当:黒川 通典)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
14 食品産業の役割とこれからの方向  消費者への食料供給において重要な役割を担う食品産業、特に食品流通業を取り上げ、その役割とこれからの展開方向を学修する。(担当:小野 雅之)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
15 これからの食と農を考える  今日の食と農の状況を踏まえながら、これからの食(消費者、都市)と農(生産者、農山漁村)をつなぐ共生のあり方とその方向を考える。(担当:北川 太一)  事前:事前学習課題の学習
事後:レポートの提出 
実務経験
アクティブラーニングの形式
関連科目
教科書
番号 書籍名 著者名 出版社名
1. 『農学概論』  久保康之 編  朝倉書店 
参考書
番号 書籍名 著者名 出版社名
1. 『農学が世界を救う! 食料・生命・環境をめぐる科学の挑戦』  生源寺眞一・太田實行・安田弘法 編著  岩波ジュニア新書 
対面授業時に利用するICTツール
Teams, Forms 
Teamsコード
Teamsコード: 7ilt6cn 
Moodleコース名および登録キー
評価方法
(基準)
事前課題(30%)、授業中の課題(40%)、事後課題(30%)で評価し、60%以上で合格とする。 
学生への
メッセージ
1)この授業は「Teams」と「Forms」を使用します。
2)各回の授業で課題を課します。提出期限は次回の授業日までとします。
(例:4月11日(月)の授業は4月17日(日)午後11時59分までに提出) 
担当者の
研究室等
植物病理学研究室(久保)、応用昆虫学研究室(石川)、動物機能科学研究室(井上)、植物遺伝育種科学研究室(奥本)、食料・農業市場研究室(小野)、ゲノム生物学研究室(小保方)、作物科学研究室(川崎)、栄養薬理学研究室(喜多)、食農共生研究室(北川)、公衆栄養学研究室(黒川)、環境農学研究室(田中)、園芸科学研究室(寺林)、海洋生物学研究室(豊原)、食品加工学研究室(吉井)、応用微生物学研究室(和田) 
備考
更新日付  


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